この記事をご覧になっているということは、人見知りでは結婚できないとお悩みであったり、諦めていたりしませんか?
待ってください!
人見知りだから結婚できないと決めつけるのは早いですよ。
世の中には人見知りだけど実際に結婚されて幸せな家庭を築かれている方はたくさんいらっしゃいます。
人見知りの方はもちろん、周りで結婚したいと考えている人見知りの方がいる方にも勧めたい婚活パーティへの誘い方・参加方法を紹介します。
参加するモチベーションまで持っていこう
さて、人見知りの方がいきなり初対面の異性と話す婚活パーティに行こうと決心するのは並大抵のことではないはず。
まずは「参加してみよう!」とマインドセットすることが大事です。
人見知り=ネガティブのイメージを捨てる
人見知りというワードについて、どんなイメージを持ってますか?
こんな質問に対してこんな答えが返ってくるのではないでしょうか。
なんだか切なくなってきちゃいそうですが、どうしてもマイナスイメージがありますね。
ですが、一番よくないことは
人見知りという個性を悪いことだと思い込んでしまう
ことではないでしょうか?
個性や性格そのものを変えることはとても難しいことですが、とらえ方や向き合い方を変えることはできると思います。
人見知りの対局にある社交的で誰とでもすぐ話せたり親しくなれる性格で考えてみましょう。
もちろん人見知りの方は自分にないものですので憧れるでしょう。
ですが、社交的な人やなんでも話す人は見方を換えたら
- 自分のことしか話さない自分勝手さがある
- 初対面でも馴れ馴れしくしてくる
- なんでも話してしまう軽さが逆に危なっかしい
というようになりませんか?
誤解のないように言っておきますが、私はなにも社交的な方を貶めるつもりは全くありません。
物事は表現やとらえ方で光にも陰にもなるという表裏一体ということを伝えたかったのです。
これを人見知りで置き換えてみましょう。
- 暗い印象→落ち着いている・思慮深い
- 相手からどう思われるか不安→相手を傷つけたくないやさしさがある
- 話しかけるのに気を使う→話しかけやすいようにすれば相手に気を使わせなくて済む
婚活事情を知ってみる

人見知りのイメージは改善できました。
でも、実際は人見知りの人より社交的な人の方が需要はあるんじゃない?
そんな不安、持ってたりしませんか。
そんなことはありません。
まず、基本的に婚活パーティに参加する人には人見知りの方は多いです。
なぜかというと、言い方は悪くなりますが、社交的な人なら婚活パーティに参加しなくても社内や友人のツテで相手が見つかるものです。
なかには
- 失恋したばかりで手っ取り早く相手が欲しい
- 社内とは別の場所で探したい
という方もいますが、婚活パーティに参加してくる人はこのまま相手も見つけられずに結婚できないのはマズい!と思っています。
ただ自分から話しかけたり仲良くしていくのが難しいから何かきっかけや働きかけが欲しいと思って参加しています。
であれば参加者の人見知り率は高くなりますよね。
「自分以外の参加者も人見知りなんだ」と思えれば不安は小さくなるはずです。
もう一つ挙げるならば、「人見知りの方お断り!」という方を除けば、人見知りだから恋人候補から除外する人はいません。
むしろ伸びしろすらあります。
最初はなかなか話せなかったとしても、徐々に心を開いていくことができれば自分も楽しめますし、なにより話しかけてきている相手側からしたら「自分の信頼度が上がった」と手応えを感じます。
それに将来お付き合いしたり結婚することを考えると、人見知りの個性である「思いやりがある」や「思慮深さ」は間違いなくメリットになってきます。
そういった人のほうが「将来浮気や不倫をしない」「家計や家庭を任せられる」という信頼や安心感へとつながりますし、もちろん需要もあります。
このように一言で人見知りといっても悪いことはなく、メリットさえあります。でも、行動を起こさなければ何も変わりません。
あれこれ考えすぎず、まず行動してみましょう。
行動しない限りは結果は0のまま変わらないのですから。
自分はどんな人間なのかを知ろう
ここまで読んでいただければ、「人見知りの私でも婚活できそう…!」と思えてくるはずです。
今のモチベーションなら次のステップに進めそうですね。
ただ、準備はしっかりやらないといけません。
気持ちだけで婚活の場に行って失敗し、「やっぱりだめだ…」とならないようにするためにも、しっかり準備をしましょう。
自分の自己分析をしっかりやる
自分に合いそうな活動は見つかりましたか?
選んだ活動内容に関わらず、共通して言えることがあります。
それは、自己分析をしっかり行うことです。
つまり自分がどんな人間であるか・どんな方が理想とする人なのかを明確にすることです。
ここでしっかり整理することができれば、実際に会話するときにも舞い上がらずに済みますのでしっかりやっていきましょう。
自己紹介をしっかり書こう
自分から話しかけていくのが苦手なあなたにとって、自己紹介はあなたの情報を相手に伝えるための超重要ツールです。
自分からも話せない・自己紹介文もしっかり書けてない状態で参加するのは丸腰で敵陣に突っ込むことと同じです。
とはいえ、何を書いたらいいかわからないと思う人もいますよね。
婚活の活動スタイルは様々ですが、求められる自己紹介テンプレートはだいたい一緒で
- 名前
- 年齢
- 出身地・居住地
- 学歴
- 職柄
- 収入
- 休みの日
- 趣味・特技
- 休日の過ごし方
- 相手に求めるもの
- 理想の家庭像
が主な内容です。
名前~休みの日というのはだれでもすぐ書けるはずです。
問題なのは、それより下の事柄です。
ここに書いている内容で会話が進んでいきます。
逆に言えば、ここでしっかりまとめられれば会話でのキーワードを整理できるので、実際の会話でもスムーズにしゃべられるようになります。
私の経験も踏まえ、会話につなげやすくする書き方を紹介します。
趣味・特技
まず、ここを空欄にするのは厳禁です。
なにも趣味や特技が無い人なんていないでしょ!
ここを書かずして相手から話しかけてもらえると思っているなら婚活なんて止めてしまえ!と言いたくなるくらいです。
もしあなたが今まで書いてなければまず書きましょう。
“書く”だけでも大きな進歩です。
学生時代の部活やサークル活動などで身に着けた趣味や特技でもかまいません。
特にこれといって書くものがもし本当に思いつかないのなら、チャレンジしてみたいことを書くのもアリです。
なぜそれをやってみたいと思ったのか?というきっかけなども合わせると会話のネタとして成立します。
ただ、避けるべき内容もあります。
定番なのはギャンブル。
やはりお金の管理にだらしない印象を持たれます。
他にはアニメやゲーム、アイドルなど。
同じアニメ・ゲーム好きの婚活パーティなどでならさらけ出していくべきでしょうが、そうでない一般的なものなら、列挙した趣味の一番最後くらいに書く程度にとどめた方がいいですね。
休日の過ごし方
ここは趣味などとうまく掛け合わせて書くと良くなります。
なぜかというと、休日の過ごし方は相手とのデートや遊び方をイメージさせるのに有効だからです。
例えば趣味がカフェ巡りだとします。
単純に「休日はカフェ巡りしてます」だけだと弱いです。
そこに「ネットや雑誌で紹介されているお店に繰り出したり、新しいお店を開拓するのが楽しいです」と書けば

もしかしたら良いお店知っているかも…。

新しいお店の情報をキャッチするの早そう。
というようにイメージが膨らんできませんか。
休日の過ごし方では「あなたとこんな感じの休日を過ごしてみたいんです!」ということを連想させられる内容にできると効果的です。
相手になにを求めるかをしっかり把握しておく
相手にもとめるものや理想の家庭像の項目も合わせて、考えていきましょう。
自分の自己紹介で書いた内容はいわば、アナタの求める相手の理想像に私がマッチしてますか?といったもの。
ならば自分自身が相手に求めるものもしっかり把握しておきましょう。
あえて人見知りであることをカミングアウトしてもいい!
相手に求めるものなので、いっそ自分は人見知りであることをさらけ出してもいいです。
ただ、一言に人見知りですと書くのではなくて、
- 「話しかけるのは苦手ですけど、会話は好きなのでどんどん話しかけてください」
- 「人見知りなのでリードしてくれると嬉しいです」
- 「初対面の人だと緊張してなかなかしゃべれないですが、仲良くなるとたくさん話します」
といった感じで書いてみてください。
これなら相手も不快にならずに済みますし、自分が求めることをうまく相手にも伝えられますね。
このように書けばあなたの人見知りが武器にもなります。
今まで抱いていた不安も少しずつですが解消できてきてませんか?
理想の家庭像で将来のイメージを持たせる
この内容もしっかり書きましょう。
婚活の場ですので、結婚後の生活をイメージできなければなかなか先に進めません。
なにも結婚後だけに限らず、交際期間からどうしていきたいかといった近い未来のことも書いてみてもいいですね。
「話すのは苦手だけど、聞き上手をいかして相手を癒せるようにしたい」や「笑顔の絶えない家庭にしたい」など、今のあなたが思う将来像を書いてみましょう。
せっかく素敵な理想を持っていても、人見知りでうまく表現できないまま自分のなかにしまっておくのは非常にもったいないことです。
どんなタイプがいいの?婚活パーティーの選び方
さて、婚活に向かうモチベーションと準備が整いました。
あとは実践あるのみです。
場数をこなしていけば慣れてきます。
社交的な方と比べて、人見知りの方は自分が思っていることをうまく表現できるようになるまでは時間はかかるかもしれませんが、経験を重ねていけば確実にレベルアップしていくので頑張りましょう!
とはいえ、すぐにでも結果が欲しいのなら、自分の性格に合った環境で婚活するべきです。
個室型がいい?
婚活パーティといっても様々です。
結婚相談所が主催しているものもあれば、一般の方がお店や会場を予約して開催しているものもあります。
人見知りであるなら個室型が良いと思います。
その理由として、
- 目の前の相手とだけ話せばいい
- 周囲の様子が気にならない
といったことが挙げられますね。
目の前の相手とだけ話すのなら質問→応答だけでも会話自体は成り立ちますよね。
あと、周囲の様子が気にならないのもポイントです。
例えば3対3の場面を想像してください。
一つの質問に対して誰が答えるか?ということへのお見合いが発生したりしますよね。
相手が「○○さんはどう思う?」みたいな感じでうまく促してくれたら別ですが、自分が答えるタイミングを見つけられないかもしれません。
その反面、個室での1対1なら聞かれている相手も答えなきゃいけないのも自分ひとりなので、周りを気にする必要がありません。
1対1なら自分が話さないといけませんが、そういった環境にする方が案外話しやすいと思いますよ。
席や話しかける相手をあらかじめ決めてくれる方がいい?
特に大勢参加の街コンにはよくあるパターンなのが、フリー形式で話し相手を探すもの。
狙っている人がいる場合だとこれはありがたいものですが、人見知りの方はこれが高いハードルです。
「なんて言って話しかけたらいいの?」とか「拒否されたらどうしよう…」と考えてしまいますよね。
それならば、主催者側であらかじめ席や話し相手を決めてくれる形式がいいですね。
小規模なものなら順番に席が回っていくので、ほぼ参加者全員と会話できる機会があります。
もしかしたら近くの席に座った人がうまく場を盛り上げてくれるかもしれません。
それに経験値を積むにもある程度人数のいるイベントの方がいいので、手始めにこのパターンの回を選んでみてはどうでしょうか?
もしかしたら、うまく会話を進められる方を見つけられると思います。
そういった人の技やテクニックを盗むことも婚活では重要です。
自分の趣味に合っているものがいい?
会話が苦手なら、それ以外の力に頼るのも手です。
最近だと趣味コンと呼ばれるものが増えてきてます。
ボウリングコンやハイキングコンなどのスポーツタイプのものや、謎解きコンといったものまで様々です。
これらの趣旨はアクティビティを通して交流するものです。
これは私もオススメできます。
まず、共通の趣味で集まっているので会話はある程度合いますね。
次に会話よりもアクティビティーが優先されます。
話さなきゃ!というプレッシャーもなく自然に臨めます。
最初の自己紹介こそぎこちないかもしれませんが、活動を通していけば緊張も少しずつ和らいでいきます。
何より楽しみながら同じ時間を共有できることが強みです。
自分の好きなことで素を出した方がうまくいくかもしれませんね。
婚活パーティ以外の婚活スタイル
「婚活」と一言にいってもやり方は様々です。
合コンや街コンで探すことも婚活ですし、近年増えているマッチングアプリも新しい婚活の形です。
結婚相談所に入会して活動するのも婚活です。
それぞれのメリット・デメリットをまとめていきますので、自分の人見知り度合いや性格と照らし合わせてみてください。
合コン
- 身内側には最低でも1人は知っている人がいるから心強い
- 少人数(3対3~4対4くらい)
- 異性側だけでなく同姓側とも知り合える可能性あり
- セッティングしてくれる人と知り合う必要がある
- 幹事になっても呼べる人がいないと成立しない
- 気になった人を同性間でつぶしあうリスクあり
なんといっても最大のメリットは知っている人が一人は必ずいることでしょう。
これは人見知りさんが置いてけぼりになることはありません。
その方にうまくフォローしてもらえれば場に馴染むことはできそうですね。
街コン
- 一度にたくさんの人と知り合える
- 年代別・好み別などバリエーションが豊富
- 一人参加でも複数参加でもどちらでもいける
- 話した人の情報整理が大変
- 地域によっては開催されてない
- 知らない人だらけが不安な人は不向き
街コンのような大規模なものは、初めのうちは避けるべきです。
少人数でならある程度自分から話せるようになったり話を振れるくらい人見知りを克服してからの方がいいでしょう。
マッチングアプリ
- 最初のやり取りは顔を合わさなくて済む
- 絞り込み検索でより自分の理想に近い人を見つけやすい
- プロフィール作成やメール本文作成に時間制限がない
- マッチングしないとやり取りができない
- オンラインでのやり取りだから信頼性に欠ける
- 実際に会う前後でのギャップを感じる危険性あり
マッチングアプリ特有の壁はあると思いますが、実際に会わないでスタートできる分、自分を表現するのは比較的容易だといえます。
結婚相談所に入会
- 入会者のモチベーションが高い
- 結婚相談所主催イベントに格安で参加可能
- 担当アドバイザーのフォローを受けられる
- 費用が高い
- 必ず成婚するわけではない
- 選択肢が限られてくる可能性あり
親身になってくれるアドバイザーのフォローや専門家が相手を選ぶなど、自分の人見知り度合いを重視した活動をしやすいといえます。
まとめ
いかがでしたか?
こちらの記事では人見知りの方が婚活に参加するために
- 「人見知り」のネガティブイメージを捨てる
- 自分に合う形式を選ぶ
- 婚活のための自己分析をしっかり行う
ことをまとめてきました。
繰り返しになりますが、人見知りだからダメ・できないということはありません。
自分との向き合い方とやり方を選べば、自分に合う婚活は見つかるはずです。
自分の人見知りも克服できて、かつ理想とする相手に巡り合えるなんてとても素晴らしいと思いませんか?
さあ、まずは一歩踏み出してみましょう!
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